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近況

ごきげんよう、みっちぇです。 しばらくぶりにブログを書いていこうと思います。 まず近況の方を……。 8月にコミティアに参加してきました! 1年ぶり、2度目の参加です。 本を作って売るのは中々骨が折れます。 ですが、他のどの経験(SNS、仕事や個展など)とも異なるカタルシスを得られるのでまた作ろうという気持ちが湧いてきます。 とはいえ3冊目はいつになるかはお約束できません! 現在では通販の方も行っており、今の所トラブルもなく順調にやり取りできていると思います。

残響

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眩しさのあまり、目が眩む。 「残響Ⅰ,Ⅱ」 配達で訪れた見渡す限りの白い大地。 そこには大きなオブジェが佇んでいた。 第一印象は化石。 触れると冷たい。 これほどにバランスの悪いものがどうやって自重に耐えているのか。 上手の根で支えている様に見える。 正面からではわからないが近づいてみると幾らか横幅もある。 まるで船の様。 大きな屋根の下には鯨の髭を思い出す無数のトゲ。 隙間なくひしめいてて圧迫感がある。 ポスタの記録より

キャラクター紹介「ポスタ編」

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キャラクター紹介😊 名前:パロマ・ポスタ[Paloma Posta] 郵便配達員📧 初登場は2018年の「狭間」 外見:20代、身長170cm以上、長髪、ブロンド 本人の意志とは別で迷い込んでしまった人たちに手紙をお届けします。 手紙には受取人が現世へ帰る手がかりを書かれています。 マスターキーと呼ぶジャンプポータルで様々なトンネルを潜っていきます。 見た目はシュッとしてますが性格はちょっとのんびり屋。 感情が顔に出やすく百面相する癖がある。 [脇役] 名前:ドロップ局長 ポスタの上司ですが、なんとポスタは一度も合ったことがない。 手紙で指示を出してくる変わり者、謎の人物。 初登場は「バス停」 ポスタ同様にジャンプポータルも使用します。 ポスタはドロップ局長の事が苦手。 「用事があるので帳簿つけといてちょー by局長」 うぬうぅ!局長許すまじ!

キャラクター紹介「ジャナン」

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ごきげんよう、みっちぇです! 今回は主要登場人物の紹介です。 名前:ジャナン[Janan] 旅人 初登場は2015年の「風の抜け道」。 外見:年齢20~30、身長160cm~170cm、黒髪、碧眼 心身共に非常に丈夫であらゆる環境下で苦難を乗り越えてきた。 赤、紫、黒がキーカラーです。強く、思慮深く、ミステリアス。 赤い肩掛けと紫の肩掛けをクロスするようにまとっています。オシャレ。 下は白い腰布を巻いています。 リボン、首輪、編み紐などの装飾を身に着けています。色にはこだわりがある。 標準的なジャナン (※作品毎に外見に違いがあります。) 初期のイメージラフ。 初期の色デザイン、天候の影響。曇り、晴れ、夜。 動き回るために衣装を手繰り寄せて縛ったりする事もあります。カエル! 登場人物の中で一番凛々しくタフな存在。 ジャナンが誕生した理由 2015年、私は風景をたくさん描く内に己の中で描きたい感覚が具体的になってきました。 それは孤絶感。 孤絶とは、一つだけ離れて取り残されていること。世間とのつながりがなく孤立していること。と辞書にはあります。 その様な言葉や感情を体現する世界観を描くに当たり何が起こるかわかりませんでした。 そこで少し可愛そうではありますがこの環境下でも希望を持って歩んでくれるキャラクターを想像することにしたのです。 それがジャナンと今日まで続く作品群の始まりです。

ストーリー「アーカイブ」

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様々な記録が詰まった大きな箱。 しかしアクセスする術は永遠に失われてしまった。 この日、私は巨大な立方体の水槽を見つけた。 朝、日の出からわずかに遅れ出発する。 昨日辿り着いた湖を様子見つつ時計回りに進むことにした。 水深が深いせいか湖面は暗く、水面下の様子を伺うことはできそうにない。 以前別の湖の中に潜ったことがあったが良いものではなかった。アレはあとが大変なのだ。 太陽が頭上を通過したあたりから、突然天気が悪くなりだし雲の動きも早くなってきた。 重い雲を割くように白く大きな雲が帯状に広がっている。 おかしな天候にいぶかしげつつも周囲を見渡していると突如大きなガラス体を目にする。 山岳地帯の中に在るようだが距離感がつかみにくい。 旧世代の建物かオーパーツであると踏んだ私はできるだけ近づくことにした。 水槽、途中からそう呼称していたガラス体に向かってから1日が経っていた。 どうやら簡単にたどり着かせてはくれない"類い"のものだったようだ。 もうしばらく粘ってみることにする。 5日ほど進んでみて変化が現れた。 水槽は同じ場所、同じ大きさのままだが辺りの色が変化してきたのだ。 太陽光の影響であるとか外部からの干渉の様には思えない。 気がつけば周囲の地面が塩のような白く輝く結晶に変質していた。 特異的な現象を引き起こしているのは明白だった。 調査はここで断念する事にする。 来た道を戻ろうと振り返ると重い雲を割くように白く大きな雲が帯状に広がっている。 風がジャナンの髪を揺らした。

はじめに

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初めまして、 みっちぇ(Miche) と申します! ブログを始めるに当たり自己紹介と今後の活動内容についてまとめました。 ⭐️ 主な活動内容 独自の価値観や感覚を風景画を用いて表現しています。 ⭐️ 表現したいテーマ 作品全体のテーマは文明、継承、人です。 ⭐️ 世界観とあらすじ 舞台はポストアポカリプスが更に進んですっかり風化してしまった世界。 主人公ジャナンが暗い部屋でひとり目を覚ます所から物語は始まります。 ガイアと名乗る存在がジャナンに旅の知恵と希望を与え、時を暫くして出発するのでした。 ジャナンは果てしない大地や空間、旧世代の建物、オーパーツを巡り冒険します。 ジャナンの他にも個性的なキャラクター達が登場しますが、それはまた別の機会でお話します。 ⭐️これから 週1くらいのペースで表立って語らない 創作にまつわる話やtips、ストーリー などを書いていこうと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 ~リンク~ Webポートフォリオ https://miche-illustrator.jimdo.com/ Twitter https://twitter.com/mittye97 Instagram https://www.instagram.com/miche_osw/